冬になると、我が家の食卓にも実家から送られてくるミカンが山盛りになります。

これのおかげでウチは風邪知らず。

ビタミンCたっぷりで乾燥する時期でも肌はツヤツヤです。

浜松生まれの私にとっては、ミカンはいつの間にか、どこからか送られるてくるのが子供のころから習慣でした。

親戚や知己に身近にミカン農家のおうちがあったりして、お歳暮に頂いたり、傷があるものを分けてもらったり。

浜松で食べるミカンは概ね浜名湖・三ケ日周辺で作られたもので、今ならミカエース、青島というブランドがメジャーですが、どれもこれもハズレ無し。

子供たちも大好きです。

さて、そんなミカンですが、種類によっては皮がぴたりと付いていて剥くのに難儀するものや、ふっくらとしてぺりぺりと簡単に剥けるものまでいろいろです。

小さい頃、祖父母の家に遊びに行くと、やっぱりそのこたつの上にはお盆に載せられたミカンがあり、祖母が『今年のミカンも甘いよ、どんどんおあがり!』と勧めてくれたものです。

石油ストーブの匂い、古い手編みの毛糸のこたつ掛け、シワが刻まれた祖母の手の柔らかさ、温かさ。

両手でミカンを包み込み、かるく揉むと、皮が?け易くなるんだよ、と教えてもらった、そんな子供の頃の記憶に直結して、泣きそうになる___ミカン、そしてこたつは私にとってそんなノスタルジックな思い出の象徴なのです。