現在、日本人における入れ歯の使用率がどの程度かご存知でしょうか。

なんと50代で約3割、60代だと約5割の方が、何らかの入れ歯を使用しているそうです。

入れ歯には大きく分けて、「総入れ歯」と「部分入れ歯」があります。

部分入れ歯は、虫歯などで歯を失った部分に人工歯を入れますが、その際に残っている自身の歯を利用してブリッジを作ります。

しかし、残っている歯も歯周病や虫歯になっているケースが多いため、口腔ケアを怠ると、やがて入れ歯を支えきれなくなってしまうのです。

欠損歯問題を解消する目的で、人工金属物質を顎骨に埋め込む「デンタルインプラント」もありますが、こちらも口腔ケアを怠ると、インプラント周囲炎(歯周病とほぼ同様)を引き起こしてしまいます。

入れ歯を使用するようになると、日常生活に様々な影響を及ぼします。

例えば、前歯を入れ歯にすると、さ行た行ら行の発音に影響する場合があります。

他にも、自分の歯であれば、しっかり噛んで食べることが自然にできますが、入れ歯では感度が弱まるため、咀嚼数が減ると言われます。

噛む回数が減ると、栄養の吸収や消化不良、顎の発達に影響を及ぼします。

入れ歯やデンタルインプラントを装着したから安心ではなく、毎日の口腔ケアが大事です。

いつまでも健康な歯を保つためには、努力が必要なのです。